JAPAN DESIGN WEEK in Milano 2017

イタリア・ミラノのトリエンナーレデザイン美術館にて、日本のモノづくり”匠”を世界に発信するJAPAN DESIGN WEEK in Milanoを開催しました。日本の新しいクリエイティブの世界への発信として、青森県弘前市で開催したHIROSAKI DESIGN WEEKで生まれた、伝統工芸 津軽塗の新しいデザインプロジェクト作品のお披露目の場、HIROSAKI DESIGN WEEK。2016年に日本6か所で開催した地方創生を目的としたDESIGN WEEKの様子を映像で見せるJAPAN DESIGN WEEK。日本アートの原点 3人の絵師 伊藤若冲・写楽・北斎を現代のトップアーティストがインスパイアした作品を展示する浮世絵インスパイア展。インテリア・アクセサリー・フードなどに携わるクリエイター・クリエイティブ企業”匠”の作品が集まった匠展。日本を代表する女性書家”紫舟”による、書道を超えた世界に発信するアート個展「紫舟展」。アーティスト西野亮廣の作品、絵本えんとつ町のプペルを光る絵画にし絵本を飛び出した世界観を作り上げる「えんとつ町のプペル展」の6つのコンテンツを展開しました。

展示日程:2017年4月4日~9日 10:30~22:00(4月4日のみ10:30~24:00)
レセプション:2017年4月5日 17:00~19:00(会場:Triennale di Milano)
2017年4月5日 17:00~ 書家紫舟によるライブペインティング
会場:Triennale di Milano
住所: Viale Alemagna, 6-20121 Milano
主催者:DESIGN ASSOCIATION npo、佐藤 茂(ABLE & PARTNERS INC.)
空間デザイナー:長谷川 喜美
特別協賛:株式会社エイブル&パートナーズ

青森県弘前市で開催したHIROSAKI DESIGN WEEKで生まれた伝統工芸 津軽塗デザインプロジェクトの新しい作品と、青森県弘前市、奈良県飛鳥、佐賀県嬉野市、神奈川県藤沢市で開催した地方創生を目的としたDESIGN WEEKの様子を映像で伝えたJAPAN DESIGN WEEK。その他、ジャパニーズアートの原点である3人の絵師、伊藤若冲、東洲斎写楽、葛飾北斎にインスパイアされた現代のトップアーティストによる「浮世絵インスパイア展」、新進気鋭のクリエイターによる「匠展」、日本を代表する書家 紫舟による書道を超えたアート「平面から解放するアーティスト紫舟」、アーティスト 西野 亮廣による光る絵画が絵本を飛び出す世界観を表現した「えんとつ町のプペル展」を展開しました。

展示日程:2017年4月4日~9日 10:30~22:00(2017年4月4日のみ10:30~24:00まで開館)
Press Preview:2017年4月5日 16:00~ / 17:30~ 書家・紫舟によるライブペインティング

HIROSAKI DESIGN WEEK

津軽塗の再興を目指し、地元職人とプロダクトデザイナー喜多 俊之氏が取り組んだ弘前津軽塗デザインプロジェクト、こぎん刺しの技術とセンスを現代のファッションに取り入れたCO-GIN STITCH、津軽焼の鳩笛を新たにナマコ柄で表現したTsugaru Bird Whistleなどを展開しました。

<参加クリエイター>喜多俊之、matohu、+st / 辰野しずか、OGAWA TOMOKO
<出展>弘前市/青森県漆器協同組合連合会
<参加職人>久保 猶司、石岡 健一、小林 正和、増川 泰治、福士 武昭、天野 琴音、秋元 勝彦、土田 瓦、沢田 宏、小林漆器、
今木地製作所、あじゃら工房、弘前こぎん研究所、阿保 正志、小山 陽久、佐藤 学

Glowing Picture Book Exhibition -POUPELLE OF CHIMNEY TOWN-

芸人、絵本作家として活躍する西野 亮廣氏による光る絵の展示。2016年10月に刊行された「えんとつ町のプペル」が41枚の光る絵になって登場。壁一面に並んだ絵と、ストーリーを表現した音楽でプペルの世界観を演出しました。

SISYU, an Artist of Liberation; from 2D to 3D

日本を代表する女性書家 紫舟氏による作品。色彩色豊かな浮世絵と立体の書を組み合わせた新作を展示しました。4月5日のレセプションパーティーではライブパフォーマンスを披露。世界中からの来場者が集まる中、日本の音楽をBGMに巨大和紙へのダイナミックなパフォーマンスで来場者を魅了し、日本の匠の技術を世界にアピールしました。

TAKUMI ~From Japan to the World~

これからの日本のクリエイティブの支柱になっていく匠たちによる作品が会場中央部分に集結。家具、ファッション、プロダクト、食など、日本のモノづくりの考え方や技術が詰まった作品が並び、様々な視点から匠の技術をアピールしました。

Ukiyo-e Inspired Exhibition

過去と現代のクリエイターを結ぶ企画展として誕生した浮世絵インスパイア展は、2012年に伊藤若冲、2014年に葛飾北斎、2016年に東洲斎写楽を取り上げ、今回は国内のトップクリエイターが、日本の匠としてインスパイア作品を展示。版画や写真で再現した江戸時代の作品と並列して、現在活躍するクリエイターによる作品が一堂に並びました。

<参加クリエイター>浅葉 克己/OHGUSHI/菊池 敦己/切り師『長屋 明』/佐野 研二郎/ジュン オソン/高橋 キンタロー/津村 耕佑/永井 一史/長谷川 喜美/服部 一成/廣村 正彰
<協力>宮内庁三の丸尚蔵館/アダチ伝統木版画技術保存財団

“JAPAN DESIGN WEEK” Regional Revitalization Through Creativity

日本の感性資源を活用し、地方行政・企業・学校、メディアが一体となり実施した地方DESIGN WEEKの開催実績を動画で紹介。クリエイティブの力で郷土愛と人材を育み、地域オリジナルのコンテンツを生み出すことで地方創生を目指す活動をアピールしました。